終活カウンセラーは、終活に困っている人の話を傾聴をして、専門家に橋渡しする案内人です。
この記事では、終活カウンセラーが怪しく見える理由や仕事の斡旋などを調べました。
終活カウンセラーとは
終活カウンセラーは、終活について全般的な知識を持ち、傾聴スキルがある「シニアのお困りごと案内人」です。
[say img=”https://drive.google.com/uc?id=1gc8rKdpPwQPfQDk-pQmGGcR2vSYKC6_Z” name=””]終活は、会社を退職する65歳ころから始める人が一番多い、というデータがあります。[/say]
終活カウンセラーを取得する人は、本業のスキルアップや、ご自身や家族のために取得される方が多いです。
終活の相談にのったり、エンディングノートの書き方をアドバイスできるようになります。
終活講師養成講座まで合格すれば、終活カウンセラー協会認定講師として認定されます。
終活カウンセラーが怪しいと言われる理由を考察
終活カウンセラーをネット上で検索すると、「怪しい」というキーワードが出てきます。
しかし、この2点に関して怪しいと感じてしまう方もいるのかな、と考察しました。
- 終活カウンセラーと言う職業名そのものが怪しい
- カウンセラーを名乗るために協会への年会費5,000円が必要
終活の知識が得られるのは良い事です。
終活カウンセラーと言う職業名があると、仕事があると思いがちですが求人に需要はありません。
そして協会へ年間費を払っても、特に仕事の斡旋はありません。
メリットが感じられない年会費や、聞きなれない職業名に怪しいものを感じてしまうのだと思います。
終活を家族や自分のために受講したいなら、年会費不要のユーキャンの終活アドバイザー講座がおススメです。
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終活カウンセラーの口コミと評判はどう?
終活カウンセラーの口コミをSNSから集めました。
有料セミナーの内容がよくなかった
予め提示している内容と実態が全く異なっていおり
困惑と憤りを感じています。これは講師2名が「セミナー素人」であるがゆえに行われたことでしょう。
セミナー素人とは「思い付きで言葉を発している」「セミナーに計画性がない」ということです。
あるいは意図的に手を抜いているのでしょう。終活カウンセラー協会には多数の高齢者会員がいらっしゃいます。
引用:https://www.aiga-atl.org/impressions/ohitori/
そういった方々の寛容さにつけこんでお金を搾取していると思われても仕方がないのではないでしょうか。
終活カウンセラー協会では、定期的に有料セミナーを開催しています。
ですが、そのセミナー内容が予告と本番で違っていたという口コミがありました。
そもそも仕事がないのに有料セミナーに参加しても、こちらはマイナスの出費になるばかりです。
資格取得する前には、本当に仕事があるのか、自分でもできるのか?しっかり把握する必要があります。
終活で自分が変わった
正直に言うと、終活カウンセラーの資格取得は最初は仕事の足しになればいいや!位の気持ちで受けたのですが、自分のエンディングノートを書き、上級試験で誰かの終活に関わった事で私の中の何かが変わった。
— みーくんママ (@miikun21t) December 8, 2019
エンディングノートを書くことによって、自分の考え方が変わる方がたくさん見られます。
誰かの終活に関わることは、人生を左右する大切な時間です。
責任感を持ってやりとげれば、やりがいのある仕事だと言えます。
終活が全体的に学べる
ようやく少し落ち着きました。
日曜日終活カウンセラー資格を受講してきました。合否はまだ出てませんが、相続や遺言のことなどの触り程度でも学ぶことができ大変勉強になりました。
また講習の方も様々な仕事と終活を合わせられている方もおられ、その中で少なからず需要があるのだとも感じました。— 名古屋の介護福祉士@法人向けの介護セミナー事業検討中 (@tatsuya011619) May 21, 2019
終活カウンセラーの資格は、本業のスキルアップのために取得される方が多いです。
主に、介護福祉士、葬儀業、保険業、遺言に関係する弁護士さんなどです。
お年寄りと接する機会がある職種の方は、仕事柄役立つ場面がありそうですね。
終活カウンセラーの資格の難易度
終活カウンセラーの認定資格をまとめました。
終活カウンセラー2級
終活カウンセラー2級は、終活の基礎的な知識を学ぶ講座付きの検定試験です。
学ぶ内容は、相続・遺言・保険・介護・年金・葬儀・供養の6つの科目です。
エンディングノートが自分で書けるようになります。
- 講習時間:約6時間の講習後筆記試験
- 受験料:15,000円(税込)
テキスト・講義動画・受講料・合格証・会員証・年会費(5,000円)
すべて含まれています。
- 会場→お弁当付
- オンライン検定→エンディングノート付
合格率は98%というデータがありますので、資格の難易度はとても優しいです。
終活カウンセラー1級
終活カウンセラー1級は、終活のコミュニケーションスキル、他社にエンディングノートの書き方のアドバイスができます。
受講条件は、2級に合格した後、勉強会に1回以上参加した人です。
- 事前審査でレポート提出あり(3,000円)
- 会場コース受験料 45,000円(税込)
- オンラインコース受験料 50,000円(税込)
1級はレポートもいるし、本気で終活に取り組みたい人向けですね。
会場コースは、終活に対して熱意持った方と交流することができるメリットもあります。
さらに上級の資格もある
さらにステップアップとして、終活式コーディネーターや協会認定終活講師になれるコースもあります。
ここまでくるとかなり費用がかかりますので、趣味の範囲では難しいのではないでしょうか。
終活カウンセラーの仕事や求人は少ない
終活カウンセラーは民間資格なので、実際に求人がある訳ではありません。
終活カウンセラー協会からの求人の斡旋はないため、自分からお客さんを獲得していく必要があります。
セミナー講師として活動できれば、仕事になるかもしれませんが一般人にはハードルが高いです。
つまり仕事にするには、本業で高齢者との交流がある方でないと、かなり厳しい状況だと考えられます。
終活カウンセラーと終活アドバイザーを徹底比較
終活の資格には、終活アドバイザーという資格もあります。
資格名が似ていますが認定団体が違うため、料金や学ぶ内容などに違いがあります。
終活カウンセラー2級 | 終活アドバイザー | |
認定団体 |
終活カウンセラー協会 | 終活アドバイザー協会 |
条件 | 6時間講習 | ユーキャンを受講 (35,760円) |
試験内容 | 筆記試験 | 修了課題が 検定試験 |
受験料 (税込) | 15,000円 | なし |
入会金 | なし | 4,000円 |
年会費 | 受験料込み | 6,000円 |
内容 | 基礎的な知識 | ライフプラン の設計をサポート |
試験 | 会場・オンライン | 在宅受験 |
合格率 | 98%以上 | ほぼ100% |
学習内容は、終活に関する全般的な知識と、エンディングノートの書き方、などそこまで大差はありません。
料金で考えると、終活カウンセラーの方が2級だけなら、15,000円で気軽に申し込みできます。
しかし、1級に申し込むとなるとさらに5万円程が必要になります。
最初から終活についてしっかり取り組みたい方は、ユーキャンの終活アドバイザーの方がトータルでは安くすみます。
そして、終活アドバイザーの場合は協会に入会しない選択もでき、費用が抑えられます。
もし、自分や家族のために終活を学習したいなら、協会に所属しない方法の終活アドバイザーがおススメです。
終活アドバイザーについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、よかったらどうぞ。
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終活カウンセラーを名乗るには年会費が必要
終活カウンセラーは、終活のための全般的な知識を学ぶ事ができます。
年会費が5,000円必要であること、この資格だけで独立や就職は難しいこと、を理解した上で受講されるとよいと思います。
終活カウンセラー2級までは気軽に受講できますが、1級からは有料のレポート事前審査があります。
終活の資格は他にも、通信講座でマイペースに学習できる終活アドバイザーもあります。
自分やご家族のために終活を勉強したい場合は、協会に属さない終活アドバイザーの方が気楽だと思います。
ぜひユーキャンの講座もチェックしてみてください。
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